第7回 「ヒモ男のリスクマネジメント」

 

ぼく、ヒモックマ。

 

女に養ってもらっている白クマの男の子だよ。

 

ヒモの話をしていると、どこからともなく「女に捨てられたらどうするんだ?生きていけるのか?」と言ってくるヤツが現われます。

 

 

ぼく個人の意見としては、「女に捨てられるようなやつは、そもそもヒモと呼べる地点に到達していない」と回答しますが、みんながみんな、そこまで高度なヒモ技術を持っているわけではありません。

 

たしかに、ヒモを始めたての初心者は「女に捨てられたらどうしよう」という不安に憑依されやすいというのも事実。

 

そこで今回は、「ヒモ男のリスクマネジメント」について解説させていただきます。

 

 

カタカナ英語を並べてみても、難しいことは何もありません。

 

ヒモが気をつけるべきリスク回避の方法は、たったひとつだけ。

 

『今、養ってくれている女の子といつお別れが来てもいいように、すぐに転がり込める次の女の子を確保しておく

 

これに尽きます。

 

 

投資の格言に「すべてのタマゴをひとつのカゴの中に入れておくな」というものがあります。

 

これは、「ひとつのカゴ(金融商品)に、すべてのタマゴ(資産)を集中させてしまったら、そのカゴを落とした際に(大暴落した際に)、すべてを失ってしまう可能性があるので、資産は分散しておきましょう」という考え方です。

 

これを、ヒモに置き換えると、「生活の拠点は、ひとりの女の家にするな」になります。

 

そうしておけば、メインの女の子にいきなり捨てられたとしても、すぐにサブの女の子の家に転がり込んで、ヒモ生活を守ることができるというわけです。

 

 

また、分散投資ならぬ「分散ヒモ」しておけば、女の子と対等に向き合えるというメリットもあります。

 

男女の関係において、力関係が五分五分であるのが、健全な形だとぼくは考えています。

 

お互いがお互いを尊重し合える関係性こそが、ふたりの絆をより強固なものにしてくれるはずです。

 

しかし、ヒモ関係においては、往々にして、養う側(女性)の力が大きくなる傾向にあります

 

これは、不健全な状態です。

 

こうなってしまうと、「養ってあげているのにどうして私の言いつけを守らないの?」「俺は自分を押し殺して生きないといけないのか?」と、お互いがストレスをかけ合ってしまい、その関係は終焉に向かいます。

 

そうならないために、「俺はいつでも出ていけるんだからな」という心にゆとりを持たせておけば、相手と対等に向き合え、結果的にふたりは健全な状態を保てるでしょう。

 

男女の立場を入れ替えて、考えてみるとわかりやすいと思います。

 

「俺はお前を養ってやってるんだから、俺の言いつけは守れよ!」という夫。

 

「どうせ旦那は私の意見なんか聞いてくれないから黙っておこう…」という妻。

 

これが、はたして健全な状態でしょうか?

 

こんな関係性になってしまっていたら、世間体なんか気にせずに、さっさと離婚した方がいいですよ、奥さん。

 

さて、ここまでリスク回避の方法について話してきましたが、ひとつだけ注意点があります。

 

それは、「女の子に、他の女の存在を事前にちゃんと話しておく」ということです。

 

(「いやいや! 他の女の存在なんか話したら、修羅場になるじゃん!」と思った方は、そもそもヒモの基本的な考え方が未熟です。このコラムの第1回目から読み直してください)

 

ヒモ生活において、絶対にやってはいけないことは、「相手に嘘をつく」こと

 

嘘をついて他の女の子と遊びにいったりするのは、不誠実なことです。

 

 

 

そもそも「嘘」って、めちゃくちゃコスパが悪いんですよね。

 

バレた時に、一気に信頼を失くす上に、さらに「恨み」や「憎しみ」といった重いペナルティが課せられます。

 

もし、バレなかったとしても、「〇月×日は誰とどこにいた」という「嘘の詳細」を覚えておかないといけないので、脳のメモリーは無意味に消費されます。

 

さらに、「いつかバレるのでは?」といった心的ストレスもかかってきます。

 

このように、嘘をつくという行為は、「その場しのぎ」という小さなリターンに対して、あまりにもリスクが多すぎます。

 

これは、ヒモ生活に限ったことではなくて、人生のあらゆる場面に言えることですけどね。

 

だからこそ、正直に「ぼくは他に女の子がいるよ」と最初から相手に伝えておくのが重要です。

 

「それでも一緒にいたい」と思わせられないのなら、ヒモはやめた方がいいと思います。

 

というか、そう思わせられないのなら、ヒモにはなれないでしょう。

 

じゃあ、「他に女がいても一緒にいたい」と思われるくらい好きにさせるにはどうしたらいいのか?

 

それは、また次回以降に順を追って解説させていただきます!

 

ひとまず今回は、「ヒモ男のリスクマネジメント」についての考え方でした。