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第四回 「リアルな肉声たちまち広がるバーチャルモテ世界、電話人生相談」

 

あなたはモテる?モテない?

このバーチャルリアリティの時代に自身の経験なぞどうでもよい、目を閉じればリアルな肉声でたちまち広がるバーチャルモテ世界、電話人生相談!乗れ!赤の他人のモテアトラクションに!

 

私は今週1度も外に出なかったけど(厳密に言えばスーパー1回とゴミ出しはしたのでまだこの社会に関わることを許してほしい)、認識ではもう毎日がモテ波乱のモテ万丈で大困りですわドワーハハ!(毎日パソコン前で膝を抱えてラジオの電話相談聞いていますの意)

 

さあ自分がどうかなんざ脇に置いておいて無責任にモテ試乗しよう!

 

「モテたいか…?」

 

 

「ラブホテルのメンバーズカードみつけまして」

 

不用意なモテの代償アイテム、すなわち「浮気の証拠」。

ところであの、カップルの危機の可能性を高めてまで財布に入れておくべきマストアイテムなんですかメンバーズカード?私はなんにも知らないネンネなかわいい子猫ちゃんアピールも兼ねて聞くんですけど持ってるとなんかいいことあるんですか?カップル壊滅のカウントダウン早めてもやまぬほどの魅力的な特典があるんですね?そうなんですね?

 

誰にも知られず聞いてもらえるという性質上、電話人生相談には身内や知り合いに言えない案件が持ち込まれやすく、するとどうしても「浮気」ネタが割合的に多く取り上げられます。知り合いにはバレないけど公共の電波で平日の昼間っから全国ダダモレっていう仕様は取引としてバランス取れてるのか取れてないのかわからないけどとにかく持ち込まれます。

毎回どこの誰とも知らん人の相談であるため、パーソナリティーが根掘り葉掘り状況をディグってくるのが通常進行となり、浮気の場合は何で知り得たのか、真実なのか、ぶっちゃけ全てはお宅の妄想ではないのかを確認するための「証拠」を挙げさせられがち…。

 

「あのねえパソコンでチョチョッとしたら女性との映像でてきてびっくりしちゃったんですよ」

 

パソコンでチョチョッ、肉声ならではの擬音による豊かなデジタルギア操作表現。

OA機器の擬音や動詞って年代によって特徴ありますよね「パソコンを打つ」とか。私自身はOL時代に上司から「焼いて」(訳:書類をコピーして)って言われたことありますがまあ私がOLだった頃はみんなアニマルから剥ぎ取った毛皮をワンショルダーにして棍棒振り回して生きてきた時代だったのでしょうがないんですけどね。そんな年代の人が主に聞いてる番組です。

 

「動画なんでしょ?どんなかんじの?」

「あのー、男女関係のンン…スマホで自撮りなんかねえ、したような感じの?」

「性行為してるってこと?」

「そうですそうです」

 

当コラム、回を重ねていいますが本放送は昼前です。そこそこ全国放送です。

動かぬ証拠は夫の自撮りエロ動画。動画なのに動かないとか言ってる場合じゃない。

 

「そうなんですか元気なご主人ですねえ」

「そうですねえ」

 

全国に電波で拡散される元気なご主人(当時67さい)。

 

 

このようにパートナーによって様々な証拠が枚挙にいとまなく発掘されて全国に、ラジオアプリを持ってすればなんなら全世界に告知されてるわけですが、証拠品自体はまあ携帯履歴、ホテル出入り写真、肉体の一部分の出入り写真及び動画とだいたい出たり入ったりの似たり寄ったりのなか、

 

「今回は?」

「今回はあの、夫の部屋の掃除してたら名前を、苗字書いて、姓名判断してるのみて知りました、子供が生まれた相手の名前と書いてある紙みつけて」

 

 

命名の紙で知る夫の浮気…。

浮気相手との間に生まれた子の姓名判断はさすがに当番組初出場…。

 

このバーチャル体験は肉声で聞いてこそ広がる宇宙なのでゼヒとも本放送にたどり着いて…聞いてほしい…体験してほしい…。モテがないと嘆く人ならば試乗して、ドキドキして、現実に帰って、ホッと胸をなでおろし己の幸せ生きる喜びを噛み締めてほしい…。

 

 

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