第10回 「5才の息子を将来ヒモに育てる方法」

 

 

ぼく、ヒモックマ。

 

女に養ってもらっている白クマの男の子だよ。

 

先日、ぼくのインスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)に、ご質問が届いたので、紹介させてください。

 

 

『私には5才の息子がいます。将来、ヒモとしてやっていくために、今のうちから食べさせておいた方がいい食材や料理はありますか? 教えてください』

 

というご質問です。

 

おそらく、この方は冗談で送ってきたと思うのですが、でも、これ、すごくいい質問だと思ったので、真面目に回答させていただきます。

 

 

まず、将来、お子様をヒモにするために、今から教育を施されるのはとても立派なことだと思います。

 

これからの厳しい時代を生きることになる今の子供たち。そんな子を持つ親として、最良の選択ではないでしょうか。

 

お金や不動産で残すよりも、「教育」という形で子供たちに残してあげるというその考えは、非常に素晴らしいと思います。

 

また、とある企業が発表した未来予想データによると、2030年以降は、ヒモの時代が到来すると言われています。

 

お子様が歩む未来を見据えて、先見の明が光る一手を打たれることは、賞賛に値します。

 

 

さて、本題であります「将来、ヒモとしてやっていくために、今のうちから食べさせておいた方がいい食材」ですが、これは逆説的な答え方になってしまうのですが、「すべての食材を食べさせておいた方がいい」に尽きると考えています。

 

わかりやすく言うと、今のうちから「食べ物の好き嫌いを無くしておいた方がいい」という意味になります。

 

たとえば、あなたのお子様が、成人男性になったとしましょう。

 

その時に「俺、ニンジンが食べられないんだよね~」とか言いながら、チャーハンのお皿からスプーンでちまちまニンジンを取り除いていたとしたら、どうでしょうか?

 

めちゃくちゃダサくないですか?

 

それが、あなたの手料理だったとしたら「なんだ、こいつ…」と幻滅しませんか?

 

このように、対人関係において「食事」のシーンは、相手からのマイナスを喰らいやすいフィールドになっています。

 

なるべくなら、食べ物の好き嫌いをゼロに近づけて、無用なマイナスポイントは獲得しない方が、有効であるはずです。

 

 

 

 

実際にあったエピソードをお話しましょう。

 

昔、男友達と居酒屋さんに行った時に、「本日の焼き魚」というメニューがあったので、みんなでシェアして食べようと思い、注文しようとしたことがあります。

 

すると、その中のひとりが「俺、お魚、苦手なんだよね~」と言いだしました。

 

みんなでつまめるものを頼んだ方が楽しいし、無理に嫌いな食べ物を食べさせようとも思いませんし、もし仮に、食品アレルギーだったとしたら仕方ないと思うので、「じゃあ、やめといた方がいいね」という流れになりました。

 

でも、なぜか、すごく違和感があったので、ぼくは「なんで、魚が苦手なの?」と、そいつに聞いてみました。

 

彼から返ってきた答えは「だって骨あるじゃ~ん」でした。

 

最初、意味がわからなかったのですが、よくよく話を聞くと「骨が邪魔で食べづらいから嫌い」「誰かに身をほぐしてもらわないと食べられない」とのことでした。

 

つまり、彼は魚の食べ方(身のほぐし方)を知らなかったのです。

 

誰も口には出しませんでしたが、完全にその場は「なんだ、こいつ…」という空気になりました。

 

決して、彼を責めているわけではありません。

 

人にはいろんな事情があるので、「魚の食べ方がわからない人」を責める権利なんて、誰にもありません。

 

他者の趣味趣向に対して、とやかく言うのはナンセンスです。

 

しかし、この場合、「魚が食べられない」よりも「魚が食べられる」であった方が、評価のマイナスにはならなかったはずです。

 

残念ながら彼は、ヒモにはなれずに、今は普通に就職して会社員をしています。かわいそうに。

 

 

ヒモを志すなら「僕、ニンジンさんが食べられないんだよね~」「おさかなさんは、骨があるから苦手~」という姿すら『可愛い~』と女に思わせないといけません。

 

しかし、それは、完全に女を堕としてからの話です。

 

まだ出会ったばかりの関係性においては、世の中の総意として『いい大人なのに、ニンジンが食べられないなんて…』とマイナスに捉えられることの方が多いでしょう。

 

ぼくは、ヒモになるための最短ルートは「嫌われる要素をすべて排除する」ことだと思っています。

 

ヒモというのは、「イケメン」や「優しい」といったプラス要素を積み上げていくゲームではありません。

 

いかにマイナス要素をゼロに近づけられるかを競うゲームなのです。

 

つまり、「好き嫌いが無い」ということは、『嫌われる要素がひとつ減る』ということに直結します。

 

「将来、息子をヒモに育てたい」というお考えならば、あらゆる食材をおいしく食べられる大人に育ててあげてください。

 

美しく見える食べ方(所作)なども教えてあげると、尚良いでしょう。

 

 

というわけで、今回はいただいた質問にお答えさせていただきました。

 

このように、ヒモに関するご質問がありましたら、いつでもぼくのインスタグラムにDMでお送りください!

 

綺麗事一切なしの最適解でお答えさせていただきます!

 

本来なら、ここにメールフォームを設置した方が、質問をいただく数は増えると思うのですが、あえて、それはしません。

 

なぜなら「インスタに飛ばないといけない」という手間をひとつ増やすことによって、バカからのメールが減るからです。

 

バカからのメールとは、「俺もヒモになりたいから、女、紹介してw」「LINEスタンプ、タダでください(笑)」みたいな全然面白くないくせに、「失礼なこと言っちゃう俺、面白いでしょ?」みたいなメールのことです。

 

賢いみなさんからの鋭い質問、お待ちしております!

 

 

 

 

 

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