第十一回 「フランス的愛人常識」

 

 

またも愛の国のフランスのお話になりまして申し訳ございませんが、フランス人は元彼、元彼女とはみんな親友のようになり、繋がっていたりします。

これはニューヨーカーの方などもそうですが、なんというかその方がおしゃれ、器が広いという感覚なんでしょうね。

 

ちなみに、私の元彼のお父さんとお母さんは別れており、私が日本からやってくるということで、わざわざ、お父さんがお付き合いしている女性とお母さんがお付き合いしている男性と元彼と6人で会わなければならなくなりました。

 

 

 

私としては、一体どういう状況でお会いしなければならないか分からず、仕方なく日本流天ぷらというものを作り始め、みんなの機嫌を取らなければならなくなりました。

 

ちなみに、向こうの油はぶどうで出来ている油があり、それでカリッと天ぷらを揚げるとすごく美味しくなるのです。

 

 

なので、私はフランス人に天ぷらを振舞いまくり、いいやつを演じまくっていました。天ぷらは本当にフランス人に評判がいいのでオススメです。

 

関係なくなりましたが、そのぶどう油の天ぷらと、緊張感のある食事会が始まりました。

別れてもきっと昔の記憶はあるであろう元彼のお父さんは、少しせつなさそうで、暗そうに食事会が始まりました。

 

それとは逆に明るくて天真爛漫なお母さんはアランドロンにそっくりなイケメンを連れてきており、私としては完全なるお母さんの勝利に思われました。

 

もちろん、元彼のお父さんの彼女もおかっぱの可愛らしい女性だったのですが、さすがにアランドロンには敵いませんよね。。。。

 

ニコニコしてイチャイチャしながらお母さんとアランドロンはくっ付き合い、不機嫌な様子のお父さんと不機嫌な様子なお父さんの彼女の中に私と元彼は挟まれてしまいました。。。

 

私としては、天ぷらで盛り上げたく、一生懸命天ぷらを作りまくるということになっていたのですが、席に座らなければならなく、全員の様子を観察する羽目になりました。

 

みなさん、私に気を使い英語で話してくれていたのですが、突然フランス語で喧嘩が始まりました。

 

元彼が、お父さんの彼女に、フランス語で<あなたには天ぷらあげないよー>というくだらない冗談を言ったのです。

 

当然機嫌が悪かった彼女はさらに機嫌が悪くなり、フランス語でのバトルが始まりました。

 

その様子を余裕で見ている、お母さんとお母さんのイケメンは、天ぷらをばくばく食べながらイチャイチャしています。

 

そのうち、お父さんが調子が悪くなりだし、お開きになりました。

 

おしゃれな会でもなんでもなく、未練のある一方が苦しむのを見る地獄絵図のような大会になっていました。

 

 

その後、元彼に「なんでお父さんの彼女に<天ぷらあげないよー>なんていうの?バカじゃないの?」と言ったら、そこらじゅうにあるものを投げ散らかし、大泣きし、いくらなだめても赤子のように機嫌は直りませんでした。

 

ラテン系の男が泣き出したら半端ない泣き方で、ヒスを起こすので気をつけましょう。

 

元彼は一日中ソファーでいじけ倒して、泣いておりました。

 

その様子を見て、あー、私は日本男子の方が合ってるなーとぼーっと考えていました。

 

ラテン系の男子のヒスは半端なくしつこいです。

 

多分、それをどうにか出来るのって、なかなかできないので、最初からめんどくさいことを起こさないのがベストかと思います。

 

私も、バカじゃないの?と言わなければこんなくそめんどくさい羽目にならなくて済んだのになあと後悔しました。

 

基本、喧嘩したら、最悪な人種です。

 

喧嘩しないようにしましょう。

 

さらに、おしゃれ会と称する元彼や元彼女たちのパーティーには参加しないのが無難ですね。。。

 

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