第十五回 男子高校生がアイドルと結婚する方法を真剣に考えてみた

 

 

■後藤真希の不倫報道から学ぶべきこと

 

 

全国の男性諸氏が思わず「夢、あるねー!」

と叫んでしまったであろう、後藤真希の不倫報道。

 

一般人が後藤真希と付き合っていた&後に再会して不倫していたということ自体、かなりのファンタジーだが、何といってもシビれるのが、全男性のドリームを具現化したかのような「出会い方」だ。

 

『週刊文春』の記事によると、不倫相手のB氏は『モンスターハンター』のオンラインプレイで、相手が後藤真希とは知らないままに一緒にプレイをしていたところ、後藤真希の方から彼にアプローチしてきて∫、「モー娘。では誰が好き?」なーんて聞いてきたんだとか。

 

B氏が「ゴマキ」と答えると、返ってきたメッセージは「私がゴマキ」。

 

こんな、展開あるか!?

 

童貞高校生でもさすがに考えつかないような都合の良すぎる展開。ハーレム漫画だって、もうちょっと工夫した出会いエピソードを考えるだろう。

 

オンラインプレイの相手から「私がゴマキ」なんて言われても普通は信じないし、99%はネカマのいたずらだろう。

 

しかしB氏は自称・後藤真希に自宅の住所を教えた。ヘタしたら住所をネットに晒されかねない愚行だが、その結果、本物の後藤真希が自宅にやって来て、付き合うことに成功したのだ。

 

このエピソードから、我々が学ぶべき教訓はふたつ。

 

「アイドルと付き合う」という、アホな男子高校生が妄想しがちな夢。実現確率は限りなく0%に近いものの、完全に0%ではないということ。

 

そして、ナノレベルの確率で接近したチャンスも、それをグッと引き寄せる行動力&決断力がなければ、無駄になってしまうということだ。

 

■アイドルと結婚できる確率を0から0.01%にする方法

 

男子高時代のボクも「アイドルと結婚したい!」という、狂おしいほどにピュアな夢を抱いていた。

 

しかしボクの住んでいた田舎町ではアイドルと結婚どころか、芸能人を目撃することすらも皆無。

 

地元に住んでいる時に生で見た芸能人なんて、「ファミコン全国キャラバン」でデパートの屋上にやってきた高橋名人くらいのものだ。

 

……ということで、「アイドルと結婚する」というのは単なる妄想に過ぎなかったのだが、そんな妄想が俄然現実味を帯びる出来事が。

 

東京の大学に進学!

 

大都会・東京に住んでいたら、芸能人と道ですれ違うこともそりゃああるだろう。……ということは結婚するチャンスも当然あるということだ!?

 

そこで、東京への進学が決まった仲間数人と作戦会議を開くことに。

 

東京の人はしょっちゅう芸能人と会えるはずだが、それでも実際に芸能人と結婚できている人はごくわずか。それは何故なのか!?

 

多くの人は、事前に「芸能人と会う」という稀少なチャンスを活かすための準備をしていないからだ。

 

たとえば道で好きなアイドルとすれ違ったとしても、8割の人はアワアワして遠巻きに見守ることくらいしかできないだろう。これでは結婚できる可能性は0%。

 

2割くらいの人は「ファンなんです〜」「握手してください!」「写真撮らせてください!」とか何とか、果敢にも声をかけるかも知れない。

 

アイドルによってはそれなりの対応をしてくれ、ファンとしての満足感は得られるものの、当然「ファン」と言われた時点でアイドルはお仕事モードにスイッチが切り替わる。これまた結婚できる可能性は0%だ。

 

「アイドルと遭遇する」ということ自体が宝くじに当たったくらいの幸運なわけだが、そのチャンスを無駄にしてしまっているのだ。

 

では、チャンスをフルに活かすにはどうしたらいいのか? バカ童貞たちによる真剣な議論の末、導き出された結論は「いきなりプロポーズすべし。なんなら土下座してもいい」というもの。

 

 

街でアイドルを見かけてから「声をかけようか!? 何を話そうか!?」なんて考えはじめても、もはや手遅れ。

 

あらかじめ「プロポーズする」と固く心に誓い、言うべき文言もすべて決めておく。そこま出準備しておいてこそ、人生に一度訪れるかどうかというチャンスを活かすことができるのだ。

 

当然、99.99%「あ、キチガイが来た」と思われるだろうし、警察を呼ばれる可能性も大。

 

でも、いきなり「恋愛対象の異性として見ていますよー!」とアピールすることによって、0.01%くらいはドキッとしてもらえる可能性だってあるでしょ?

 

何もできないで結婚確率0%でいるくらいならば、アクションを起こして微粒子レベルの可能性をつかみに行きたい!

 

そんな決意の元、東京でひとり暮らしをはじめたボクは「広末涼子に会ったら迷いゼロでプロポーズしよう」と決めて大学生活を送った。

 

いや、それどころか社会人になってからもしばらく「田中麗奈ちゃんに会ったらプロポーズ」と思っていたから重病だ。

 

アイドルにガチ恋した挙げ句、犯罪行為を犯してしまう人って、こんな感じなんだろうな……。

 

幸か不幸か、広末涼子も田中麗奈も、握手会やチェキ会をするタイプのアイドルではなかったので、会うことのないまま現在に至っているが、「会える」タイプのアイドルにドハマリしていたら、迷わず会いに行ってプロポーズし、警察沙汰になっていたことだろう。

 

ホントーによかった!

 

とはいえいまだに、「のんちゃん(能年玲奈)に遭遇したらとりあえずプロポーズしてみよう」とは思っているのだが。

 

 

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