第19回 「しゃぶ葉」完全攻略マニュアル

 

ぼく、ヒモックマ。

 

女に養ってもらっている白クマの男の子だよ。

 

ヒモをやっていると「平日の昼間を、いかにお金を使わずに過ごすか」が重要な課題になってくるよね。

 

女にもらったおこづかいは、残り少ないし……

 

惨めな気持ちになるから、節約はしたくないし……

 

かと言って、お腹は空くし……

 

そんな悩めるヒモのためにおすすめしたいのが、こちら!

 

 

しゃぶ葉」です。

 

しゃぶ葉(よう)は、ガストやバーミヤンなどでお馴染みの「すかいらーくグループ」が運営しているしゃぶしゃぶ食べ放題のお店

 

最近、ぐんぐんと店舗数を拡大しています。

 

詳しいことはわかりませんが、同じくすかいらーくグループの「ジョナサン」がシフトチェンジして、「しゃぶ葉」に作り替えられているケースが多いようです。

 

あなたの街のジョナサンも、「しゃぶ葉」に変わったんじゃないでしょうか?

 

 

しゃぶしゃぶ食べ放題のお店は、他にも「温野菜」や「しゃぶ菜(な)」など、競合店がけっこうあります。

 

その中で、なぜ「しゃぶ葉」をおすすめするかと言いますと、トータルで見た時に、圧倒的にコスパが良いからです。

 

「お肉の質の良さ」や、「食べ放題に含まれるメニューの豊富さ」など、語りたいことは山ほどありますが、ここはもうわかりやすく「料金の安さ」だけ見てください!

 

どれだけ安くても最低2000円くらいはかかってしまうしゃぶしゃぶ食べ放題業界の中で、「しゃぶ葉」は、2000円を切ります!

 

さらにランチだと、1000円ちょい!

 

いかに「しゃぶ葉」がコスパ最高なのかおわかりいただけたのではないでしょうか?

 

今回は、そんな「しゃぶ葉」を完璧に攻略するための必勝マニュアルをお教えします!

 

 

(1)どのコースにするべきか?

 

しゃぶ葉には、豚肉以外にも、牛肉やお寿司も食べ放題になるコースがあります。

 

しかし、それらは無視してください。

 

「しゃぶ葉」の正解パターンは、最も価格の安い「三元豚バラ食べ放題コース」(税込1199円)です。

 

牛肉も食べたい! お寿司も食べたい! という気持ちはわかりますが、欲張り者の末路はいつの世も哀れ。

 

牛肉が食べたいなら、いきなりステーキに行けばいい。

 

お寿司が食べたいなら、くら寿司に行けばいい。

 

「しゃぶ葉」では、ストイックに豚バラをひたすら食べるのが最善策です。

 

豚バラ以外にも、豚ロース食べ放題のコース(100円高い)もありますが、薄く切られたしゃぶしゃぶ用の豚肉では、それほど大差はないので、背伸びせず「豚バラ」を選びましょう。

 

 

(2)お鍋は何だしにするべきか?

 

「しゃぶ葉」では、注文する際に、お鍋の味(だし)を選択する必要があります

 

お鍋は、真ん中が区切られており、2つの味が楽しめるようになっています。

 

基本の「白だし」は決まっているので、もう1種類をメニューから選ぶのですが、ここは「本格すき鍋だし」一択だと思います。

 

(※「白だし」も課金すれば変更することができます)

 

本格すき鍋だしは、その名の通り、本格的に「すき焼き」です。

 

平日の昼間からしゃぶしゃぶとすき焼きを食べられるなんて、豪勢ですよね。

 

もちろん、「おいしいから」という理由もありますが、なんといっても「卵が1個ついてくる」のは大きい。

 

他のお鍋はついてきません。

 

卵は追加で50円かかるので、本格すき鍋だしを選んだ時点で、実質50円分、得をするわけです。やったぜ!

 

 

無事に注文が終わり、あとはお鍋とお肉が来るのを待つばかりですが、のんびりはしていられません。

 

しゃぶしゃぶ食べ放題というショーが開幕するまでは、「タイムトライアル」だと心得てください。

 

「しゃぶ葉」は、店員さんの手際もいいので、すぐにお鍋とお肉は運ばれてきます。

 

私たちに残された時間は、わずかです。

 

この限られた時間の中で、やらないといけないことは、たくさんあります。

 

 

(3)野菜はどれを取るべきか?

 

まず最初に、野菜を取りに行きましょう。

 

野菜コーナーには、めちゃくちゃな種類のお野菜が並んでいます。

 

最初は目移りすると思いますが、ここは黙って「細切り香味野菜」をお皿一杯とってください。

 

これは、基本の「白だし」用のお野菜です。

 

「こんなに食べられるかな?」と不安になるくらい山盛り取って大丈夫です。驚くほどペロリと食べられますので。

 

それにプラスして、自分の好きなお野菜でいいと思います。

 

続いて、「本格すき鍋だし」用の具材を確保します。

 

白菜や長ネギなどを取りつつ、お麩、しらたきなどすき焼きの定番具材が合いますね。

 

 

こうして席に戻ったころには、テーブルにお肉とお鍋いっぱいのおだしが到着しているはずです。

 

まだ来ていなかったら、お水を確保しに行きましょう。

 

ドリンクバーもありますが、ストイックにしゃぶしゃぶと向き合うためには、甘いジュースは不要。

 

真剣にしゃぶしゃぶと対峙するなら、飲み物の選択肢は水しかありません。

 

そして、お水は2杯取って来ておいてください。

 

なぜ、2杯なのかというと、お水を汲みに行くために、頻繁に席を立たないためです。

 

後述しますが、しゃぶ葉を完璧に攻略するためには、「なるべく席を立たない」というのが重要になってきます。

 

くれぐれも注意しておきますが、お水は2杯にしておいてください。

 

欲張って3杯持ってきてしまうと、その分、テーブルが狭くなるし、無理に運んでこぼしてしまったら店員さんに迷惑をかけることになってしまいます。

 

堅実に2杯にとどめておきましょう。

 

人間の手が右手と左手の2本なのは、手1本につき1杯、確実にお水を運ぶためにあるからです。

 

 

 

席に戻ると、今度こそお鍋とお肉が来ているころだと思います。

 

お鍋が到着しましたら、まず先に「細切り香味野菜」を一気にドバっと入れましょう。

 

同様に、本格すき鍋だしの方にも、一気にドバっと。

 

するとお鍋の温度が、急激に下がります。

 

この間に、つけダレを取りに行きます。

 

お鍋が到着するまで待っていたのは、このためです。

 

具材が煮えるまでの「待ち」の時間を、つけダレ確保の時間にあて、有効的に使います。

 

1秒も無駄にしてはいけません。

 

 

(4)つけダレ・薬味はどの組み合わせを選ぶべきか?

 

つけダレのコーナーには、変わり種つけダレや、今しか食べられない期間限定のタレなど実にさまざまなつけダレが用意されてあります。

 

しかし、迷っている暇はありません。

 

こうしている間にも、お鍋はグツグツと温度を戻しつつあります。

 

ここは、もう迷わず「ごまダレ」と「ポン酢(に山盛りのもみじおろし)」で問題ないと思います。

 

それを聞いて、あなたは「ド定番でおもしろみがない」と思われたかもしれません。

 

ぼくも、若いころはいろいろ試しましたが、結局のところ他のつけダレは「やっぱり、定番のごまダレとポン酢が一番だね」と思わせるための引き立て役でしかありませんでした。

 

刻みオクラやザーサイなど魅力的な薬味もたくさんありますが、はっきり言って、それらは「ただのにぎやかし」だとぼくは思っています。

 

とはいえ、他のつけダレや、豊富な薬味を否定しているわけではありません。

 

いろんなつけダレ、いろんな薬味を楽しみたいのなら、ディナータイムに彼女や友達と来て、「これ、おいしいよ!」「こっちも、なかなか!」とワイワイ楽しむべきです。

 

平日昼間のひとりしゃぶしゃぶ、これは遊びではない。

 

 

つけダレを確保して、席に戻ってきたら、お鍋もそろそろグツグツしているころです。

 

ここまではすべて準備。

 

ここからが本番です。

 

何かに憑依されたかのように一心不乱にしゃぶしゃぶをむさぼり喰いましょう。

 

食べ方に正解はありません。

 

自分の好きなように、好きな量をひたすら食べてください。

 

お肉は注文すれば席まで持って来てくれます。無くなりそうだなと思ったら、早めに注文しておくのがいいでしょう。

 

 

食べ方に正解はないと言いましたが、ぼくのおすすめは「野菜を豚肉でくるんで、ポン酢を吸ったもみじおろしを適量のせて食う」です。

 

ポン酢にどっぷり浸けてしまうとせっかくのしゃぶしゃぶが「ポン酢そのものの味」になってしまいます。

 

それを回避するために、「ポン酢を吸ったもみじおろしを適量のせて食う」にすれば、豚肉、野菜、ポン酢の三味が調和して、いくらでも食べられるようになります。

 

ポン酢に大量のもみじおろしを入れていたのは、このためです。

 

また、野菜のメインを、細切り香味野菜にしたのは、豚肉でくるみやすいからです。

 

ここまでの伏線を見事に回収しましたね。

 

 

(5)お鍋が開幕したら、なるべく席を立たない

 

「しゃぶ葉」攻略は、準備が9割。

 

席を立つ回数が多いほど、準備不足を物語ります。

 

ひたすらしゃぶしゃぶと向き合うためには、しゃぶしゃぶが始まるまでに、すべての準備を終わらせて、席を立つ回数を限りなくゼロに近づけるべきです。

 

「タイムトライアルだ!」といって急かしたのは、そのため。

 

また、席を立つ回数は、誘惑に負けた回数でもあります。

 

「しゃぶ葉」の食べ放題に組み込まれたサイドメニューは、どれも魅力的で、目移りするものばかり。

 

野菜コーナーにはポテトサラダが、ごはんコーナーにはちらし寿司が置かれています。

 

が、目的を忘れてはいけません。

 

私たちは、ここに「しゃぶしゃぶ」を食べに来たのです。

 

あれもこれもと取り過ぎてしまえば、待ち受けているのはオーバードース(過剰摂取)。

 

席を立つ回数が多ければ多いほど、最悪のシナリオが待ち構えています。

 

「サイドメニューを食べ過ぎてしまい、しゃぶしゃぶがあまり食べれなかった…」など、あってはならないこと。

 

そうならないためにも、なるべく席を立つ回数は減らしましょう。

 

 

(6)もしもお肉が残ってしまったら?

 

これだけ注意しても、最初のうちは、きっとあなたは誘惑に負けてしまうでしょう。

 

そして「やばい…お肉を注文しすぎちゃった…お腹パンパンすぎてもうお肉1枚も食べられない…」と、さめざめ泣くことだと思います。

 

でも、大丈夫!

 

そんな時は、こうやって消費しましょう。

 

 

カレーです。

 

しゃぶしゃぶをストイックに楽しむために不要だと判断したので説明していませんでしたが、実はしゃぶ葉にの食べ放題メニューの中に「カレー」も用意されています

 

ぼくは、これをしゃぶ葉側が用意した「最大の罠」だと思っています。

 

しゃぶしゃぶをストイックに楽しむのを妨害するための罠、カレー。

 

カレーの誘惑を振り払える猛者が、はたして何人いるでしょうか?

 

「おっ! カレーもあんじゃん!」と、罠にハマり、まんまとオーバードーズしてしまう奴らを、ぼくはたくさん見てきました。

 

そんな「罠(カレー)」を逆手に取るのです。

 

 

まずは、お茶碗にカレーを入れて来てきます。

 

そして、残ったお肉をしゃぶしゃぶして、カレーに投入すれば……

 

 

へい、おまち! ポークカリーのいっちょ上がり!

 

これ、マジでおいしいので、どれだけ満腹でも、ぺろりと食べられます。

 

お肉を余らせてしまった時の、緊急避難措置として試してみてください!

 

あえて、カレー分のお腹を残しておいて、余裕を持ってポークカリーを楽しむのも手です!

 

 

(7)勝利に酔いしれるウイニングラン

 

ここまで来れば、勝ったも同然です。

 

あとは、デザートをちびちび食べながら、勝利に酔いしれましょう。

 

「しゃぶ葉」はデザートコーナーも充実しています。

 

かき氷や、フルーツポンチ、あんみつにワッフル。

 

お腹(と時間)が許すかぎり、ゆっくり楽しみましょう。

 

なかでも、ぼくのおすすめは「ソフトクリーム」です。

 

しゃぶ葉のソフトクリームは、ソフトクリームというよりも、ねっちりしたミルクシャーベットといった感じです。

 

悪くいえば「人工培養ソフトクリーム」といった感じですが、これはこれでおいしい!

 

ぜひ食べてみてください。

 

 

 

これだけ楽しんで、料金はたったの税込1295円です。

 

さらに、すかいらーくグループのアプリを提示すれば、お会計から3%~10%割引されます。(割引率は時期によって異なります)

 

ちなみに、この日のぼくのお会計は、税込1166でした。

 

ランチに1000円と考えると高いですが、しゃぶしゃぶ食べ放題が1000円だとしたら、ビビるほど安くないですか?

 

私たち、ヒモに与えられたイーハトーブ「しゃぶ葉のランチ」。

 

あなたもぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

食後は、浮いたお金で新台を打つ

 

これぞ、デキるヒモの「平日昼間の正しい過ごし方」です!