第十七回 モラハラ夫は結婚が作る

 

モラハラ夫は結婚が作る

 

本当に長い調停でくたびれ果てるのだが、もう2年もやってる。。

アホの極みは調停だから、人間のアホの極みを体験したい方は是非調停という地獄を体験するといいだろう。

 

私の旦那は最初脅しのつもりで調停を起こしたのだと思うが、途中から私が史上最強の弁護士をつけてから、へとへとになり、ヘロイン中毒状態のようになった。

 

私の旦那は典型的なモラハラ夫で、気に入らないと経済DV、気に入らないと壁を殴り穴を開ける、気に入らないと、音信不通の根無し草だった。

 

でも、そんな彼は結婚前は神様のようだったのだ。

私に毎日花を渡してくれたり、手紙やCGでの作品をプレゼントしてくれたり、それはそれはいい人で、私は人生苦労した分、こんないい人と出会えたのだと思い込んだ。

 

誰が見ても優しそうで物静かな彼は、DVから程遠いイメージで、色白の誠実な青年だった。

 

父は九州男の典型的なわがまま男なのだが、そのわがまま男でさえも見抜けなかった、DV男だった。

 

父は九州人なので、見栄があるので、金銭的に苦労を母にはかけてこなかったし、音信不通などはありえないまめな男で、母に毎日何回も電話しては困らせていた。

 

しかし酒が入ると別人になり、殺すぞ〜とか、しねーとかを近所を徘徊しながらやる、樹木希林も同調してくれそうな荒れっぷりだった。

 

私の旦那に戻るが、あまりにも優しい男だったので、その当時は私も幸せオーラが半端なかったらしく、三島が天使になった、などと友人に言われたほどだった。

 

しかし、結婚が決まり、赤ちゃんが生まれると彼は一変した。

 

赤ちゃんの泣き声がうるさいと哺乳瓶を投げつけるようになり、三島は火傷した。

でも、大好きな彼がこんななるはずない、きっとノイローゼになったのだろうと、しばし我慢していたのだが、幾度となく

 

<他の男と寝てこい>

 

と言われ続けた。これはかなり堪えた。三島にはレスキュー隊の友人が必要になってしまい、泣きながら実況中継したこともある。

 

泣いて倒れているのを平気でまたいで彼はどこかに出て行った。

 

<こいつは人間じゃない>

 

とその時から感じ始めていた。

 

しかし、彼が悪いな、と感じるとダイヤモンドを買ってもらえた。

これには、割とお得感があり、壁に彼が穴を空けたらダイヤモンドがもらえるという変な思想になってしまった。

 

現在、彼は、支離滅裂なことを繰り返し言い続けている。

 

私は結婚が彼をモラハラで病気にしたと思う。

 

結婚して気が緩んだのだ。

 

母親にも紹介して、子供も生まれて、社会的なことはやりきった、と。

残念ながらその気の緩みがモラハラを作ってしまった。

 

結婚をしていなければ私はいつでも他に男を作る要素であり、気をはっていたと思う。

 

けれど、完全に自分のものになったと錯覚した時、自分の嫁を自分と同じように扱うようになったのかもしれない。

 

つまり、自責の念がある人は、嫁にも意地悪をするのだ。

 

今、支離滅裂で鬱状態の彼は、何を考えてるのだろう。

 

人間が破滅に向かうのは、少しづつ傲慢になっているのに気づいていないことかもしれない。

 

彼は絶対に謝らない。

 

彼は、自分の息子にさえも着信拒否をした。

 

私の中で、人間らしさって何だろうって考える時間が増えた。

 

人間が人間をいじめるのは、自分をいじめてる時しかありえない。

 

そんなにいじめて何が生まれるんだろう、と、コンビニでお清めブレスレットを買いながら自問自答した。

 

 

 

 

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