第21回 彼女が家を飛び出したら

 

ぼく、ヒモックマ。

 

女に養ってもらっている白クマの男の子だよ。

 

ヒモとして、ひとつ屋根の下で女性と生活していると、決して避けては通れないのが「ささいなケンカ」だよね。

 

「トイレの電気を消してなかった」「残しておいたプリンを勝手に食べられた」など、原因は本当に細かいことだけれど、一緒に住んでいると、そんなことが重なって、ケンカに発展しがちです。

 

こういうことは、世界中で毎秒1億回、起こっています。

 

 

でも、たまに、ケンカが過剰に白熱してしまう時がありますよね。

 

「感情が高ぶり過ぎて、思ってもいないことを口走ってしまった…」という、お互いがあとに引けなくなっている状態です。

 

そんな時に、相手が取る行動は「こちらに近づく」か「こちらから離れる」の二択。

 

「こちらに近づく」は、以前にご紹介した週刊ヒステリーランドな状態なので、対処法は、もうみなさんバッチリだと思います。

 

問題は、「こちらから離れる」の選択肢を取られた場合です。

 

これは、「怒って家を飛び出していく」という行動を取ること。

 

「こちらに近づく」「こちらから離れる」は、矢印の向いている方向は真逆ですが、根本にある「もういい!もうたくさん!もう無理!もう知らない!」という彼女の心理は同じです。

 

 

そんな「彼女が怒って家を飛び出していってしまった」という状況において、ヒモであるぼくたちが取るべき行動は、何でしょうか?

 

女性にアンケートを取ってみたところ、一番多かったのは「追いかけて来てほしい」という回答でした。(ヒモックマ調べ)

 

でも、これはあくまで家を飛び出していった側の意見だとぼくは思っています。

 

なぜなら、この回答の中には、「追いかけて来て(謝って)ほしい」という部分が隠されているからです。

 

ただ追いかけるだけでは、火に油を注ぐだけ。追いかけていった上に、謝らないといけません。

 

そりゃ素直に謝れるなら追いかけていっていいと思いますが、ケンカが白熱した状態において、果たして、そんなことができるでしょうか?

 

仮に、あなたが謝れたとしても、相手はまだヒートアップしているのに、素直に「いいよ~OK~♪」と、あのころのローラみたいに許してくれるでしょうか?

 

たぶん、そんなことはないと思います。

 

お互いが素直に許し合うことができないのなら、「追いかける」という行動は、絶対にやってはいけません。

 

追いかけていったところで、ラウンド2が始まるだけ。

 

 

では、ヒモとしての正解は、何でしょうか?

 

答えは、「いったん、バラエティー番組を観る」です。

 

録り溜めてあった未消化のものでもいいし、大好きなYouTuberの動画でもいいです。

 

とにかく、バカバカしくて手放しで笑えるものを観ましょう。

 

ゲラゲラ笑っているうちに、気持ちがニュートラルな状態になっていきます。

 

ケンカの原因がどちらにあろうが、「彼女がブチギレて家を飛び出していっている」という状況は、間違いなくお互いが「冷静な判断ができない状態」です。

 

冷静な判断ができない状態で、何かを解決しようとしたり、物事を進めようとすると、必ず間違った選択肢を取ってしまいます。

 

つまり、まずは自分自身が冷静になることが大事。

 

そのために、強制的に「別のこと」を考えて、強制的に「笑って」、気持ちをやわらげてくれるバラエティー番組が最適です。

 

これは同時に、相手にもクールダウンしてもらうための時間でもあります。

 

 

「クールダウンするなら、スマホゲームでもいいのでは?」と思いがちですが、スマホゲームには、ツムツムなどの、スコアのランキングが外界とつながっているものが多いので危険です。

 

もし、彼女が出先であなたのスコアが変動しているのを見つけたら、「私を追っかけて来ないで、なに、ハイスコア叩きだしてんだよ」となるので気をつけてください。

 

また、スマホゲームは1回のゲームが数分で終わってしまいますが、バラエティー番組を一本、見終わったころには、だいたい30分~1時間が経過しています。

 

これは、気持ちを落ち着かせるのに、ちょうどいい時間です。

 

1時間ほど経てば、相手も「いきおいで飛び出して来ちゃったけど、どうしよう」「私も悪いところはあったかも」と考えているころなので、電話してみましょう。

 

「どこにいるの?」「とりあえず帰っておいでよ」「寒くないの?」と心配していますよというアピールはしつつも、決して「ごめんね」「俺が悪かった」などの謝罪はしないでおきましょう。

 

相手のクールダウンが完了しておらず、「何に対して謝っているの?」「何が悪かったかわかってる?」など、またゴチャゴチャ言い出される可能性があるので。

 

 

よっぽどのケースでない限り、電話での話し合いで「ひとまず帰る」ということになると思います。

 

これで、一応は解決しますが、ワンポイントヒモヒモアドバイスをするなら、彼女の帰りは「マンションの一階で待つ」がおすすめです。

 

労力としては、階段・エレベーターで一階まで降りるだけ。

 

一階にお住まいなら、玄関を出て、エントランスを抜けて、外の道路まで行くだけです。

 

たったこれだけで、「キミのことが心配で、居ても立ってもいられなくて、探しに出てきちゃった」感は出るので、仲直り度はグッとUPします!

 

ぜひお試しください!

 

 

というわけで、今回は「彼女が怒って家を飛び出していってしまったら?」の最適解をご紹介しました。

 

けれど、ケンカはしないに越したことはありません。

 

もし、ケンカをしてしまい、感情が高ぶってしまった場合の応急処置としてご活用ください。

 

広い世界で、奇跡的に出会えたふたりなのだから、末永くお幸せに!

 

 

 

 

 

 

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